出雲市の山岡鍼灸院院長・古瀬が解説します。「頭がふわふわする」「耳鳴りが止まらない」「耳に水が入ったようなつまり感が続く」——こうした耳とめまいのお悩みは、不安が大きいわりに人に伝えにくいものですよね。今回は、めまい・耳鳴り・耳のつまり感と、自律神経や疲れとの関係についてお伝えします。
まず大切なこと──急な症状は早めに受診を
はじめに、いちばん大事なことをお伝えします。急に片耳が聞こえにくくなった、強いめまいで立っていられない、手足のしびれやろれつの回りにくさをともなう——こうしたときは、自己判断せず、できるだけ早く耳鼻科などの医療機関を受診してください。突発性難聴のように「発症から数日以内の対応が大切」と言われる症状もあります。鍼灸は、あくまで医療機関での治療と並行して体を整えることを考える立場です。
めまい・耳鳴りと「疲れ・ストレス」
病院の検査で大きな異常が見つからないのに、めまいや耳鳴り、耳のつまり感がくり返す——そんな方は少なくありません。こうした不調のきっかけとして、疲労やストレス、睡眠不足がよく挙げられます。忙しい時期や気を張り続けたあとに症状が出やすい、という方も多いのではないでしょうか。
自律神経と耳のつながり
耳の奥(内耳)は、体のバランスや聞こえに関わるとても繊細な場所です。緊張や疲れが続いて自律神経のバランスが乱れると、全身の血のめぐりや体の調子に影響が出やすくなると考えられています。「大事な場面の前に決まって調子が悪くなる」という方は、心と体の緊張が背景にあるのかもしれません。ふらつく感じのめまいでお悩みの方は、一度ご自身の疲れ具合をふり返ってみてください。
整動鍼®ではどう考えるか
整動鍼®では、耳のあたりだけに注目するのではなく、体全体の状態をみていきます。とくに、あごや首・肩まわりの筋肉のこわばりは、耳の近くの状態と関わりやすいと考えます。腹診でお腹のこわばりも確かめながら、それに対応する手足のツボを使い、少ない鍼で体のバランスを整えていきます。あわせて、自律神経が休まりやすい状態を後押しすることを大切にします。
目指すのは、つらさが少しでもやわらぎ、ご自身の回復する力が働きやすい状態です。ただし、効果には個人差があり、すべての方に同じ結果をお約束するものではありません。
今日からできるセルフケア
- 「休む勇気」を持つ──疲れているときは、無理に頑張らず体を休める
- 睡眠の時間と質を整える。夜ふかしが続いていないか見直す
- 湯船にゆっくりつかって、首・肩・あごの力をゆるめる
- 深い呼吸をくり返し、緊張をやわらげる時間をつくる
どれも特別な道具はいりません。できそうなものから、ゆるく続けてみてください。
※本記事は健康情報の提供を目的としたものであり、診断や治療に代わるものではありません。急な難聴や強いめまい、しびれをともなう場合は、まず医療機関にご相談ください。症状が続く場合も、早めに専門家にご相談ください。
同じお悩みでお困りの方へ
出雲市の山岡鍼灸院では、胃腸・自律神経の不調に特化した整動鍼®施術を行っています。
