下痢と便秘を繰り返し、お腹の張りや痛みも気になる。そんな日が続くと、外出や仕事の予定まで不安になりがちです。出雲市の山岡鍼灸院院長・古瀬が、混合型IBS(過敏性腸症候群)について、日常で確認したい点を整理します。
混合型IBSとはどのような状態か
過敏性腸症候群(IBS)は、腹痛やお腹の不快感に加えて、便通の変化が続くことがある状態です。その中で、下痢と便秘の両方がみられるタイプが混合型IBSと呼ばれます。昨日は出にくかったのに今日は急にゆるい、といった変化があると、自分の体をどう扱えばよいか迷いますよね。
ただし、似た症状でも別の病気が隠れていることがあります。血便、発熱、体重減少、強い痛み、夜間に目が覚めるほどの症状がある場合や、急に症状が始まった場合は、自己判断せず医療機関に相談してください。
揺れやすい便通と向き合うための観察
混合型では、食事だけが原因とは限りません。睡眠不足、忙しさ、人前での緊張、予定へのプレッシャーなどが重なると、お腹の感覚が強く意識されることもあります。症状がある日の前後を振り返ると、生活のリズムとのつながりが見える場合があります。
記録は「便通・食事・気分」を短く
細かく書こうとすると続きません。便の状態、食べたもの、睡眠、気になる出来事を一言ずつメモする程度で十分です。毎日同じ時間に確認することで、便秘に傾きやすい時期や、下痢が心配になる場面を医療者へ伝えやすくなります。市販薬やサプリメントを使っている場合も、名称を控えておくと相談がスムーズです。
生活を急に変えすぎない
食事を極端に制限したり、一度に多くの健康法を試したりすると、かえって何が自分に合うのか分かりにくくなります。まずは朝食の時間、食べる速さ、就寝前の過ごし方など、負担の少ない一つから見直してみましょう。水分や食物繊維の取り方も、体調や持病によって配慮が必要です。迷うときは医師や管理栄養士に相談することをおすすめします。
お腹と気持ちの緊張をほどく時間をつくる
「また急にお腹が痛くなったら」と考え続けること自体が、日常の負担になることがあります。深呼吸を数回行う、短い散歩をする、予定の前にトイレの場所を確認しておくなど、安心できる準備を少しずつ増やしてみてください。体調が揺れる自分を責めず、休む選択肢も予定に入れておくことが大切です。
胃もたれや食後の不快感も重なる方は、機能性ディスペプシア(FD)についてもあわせてご覧ください。不安感や眠りの乱れが気になる場合には、自律神経の不調に関するページ、お腹の症状そのものについては過敏性腸症候群(IBS)のページも参考になります。
一人で抱え込まないために
便通の悩みは人に話しにくく、我慢を重ねてしまうことがあります。症状の経過を整理し、必要に応じて医療機関へ相談することが第一歩です。山岡鍼灸院では、お話を伺いながら、日常で困っていることを一緒に整理します。施術を検討される場合も、まずは現在の症状や受診状況をお聞かせください。
相談先を決める目安
症状の記録をつけても不安が強い、食事や外出を避ける日が増えている、薬の使い方に迷うといったときは、早めに相談先をつくりましょう。医師の診察で必要な検査や治療方針を確認したうえで、生活上の工夫を重ねると、毎日の予定を立てる際の見通しにもつながります。
※本記事は一般的な健康情報の提供を目的としたものであり、効果には個人差があります。気になる症状が続く場合は医療機関にご相談ください。
同じお悩みでお困りの方へ
出雲市の山岡鍼灸院では、胃腸・自律神経の不調に特化した整動鍼®施術を行っています。
