出雲市の山岡鍼灸院院長・古瀬が、鍼灸師を志すきっかけになった原点の体験について解説します。今回は少し個人的な話になりますが、今の私の施術の土台になっている出来事です。
高校生の頃、ふと手に取った一冊の本
山岡鍼灸院の山岡凌です☺️。あれは、高校生の頃のことでした。何気なく手に取った一冊の本が、その後の私の進む道を大きく変えることになります。その本には「手のひらのツボを刺激するだけで、頭痛や肩こりなどの不調が和らぐことがある」と書かれていました。ページをめくった瞬間、まるで小さな電流が走ったような感覚があったのを今でも覚えています。「こんな小さな場所に、これほどの力が備わっているのか」という驚きと高揚感で、しばらくその本から目が離せませんでした。
「自分を整える力」に気づかされた瞬間
それまでの私は、「体調を整える=病院や薬に頼るもの」だと思い込んでいました。ですがこの本を読んで、人の体にはもともと「自分自身を整えようとする力」が備わっていることを知りました。これは私にとって、価値観そのものが揺さぶられるような発見でした。体にやさしく触れるだけで、内側から変化が生まれていく可能性がある。そのことが、当時の私の心を強く動かしたのです。
頭痛・肩こりから見えた、体の不思議
本に書かれていた頭痛や肩こりのケアは、当時の私にとって身近な悩みでもありました。ツボという小さな一点への刺激が、体の離れた場所の不調にもつながっているという考え方は、当時の私にはとても新鮮に映りました。体は一つひとつの部分がバラバラに存在しているのではなく、お互いに影響し合いながら全体として動いている。そのつながりの奥深さに、強く惹きつけられていったのを覚えています。
もっと知りたい、誰かの役に立ちたい
それ以来、ツボや体の仕組みの世界にどんどん惹かれていきました。「もっと学びたい」「もっと知りたい」という思いが自然とあふれてきて、次第に「この学びを使って、誰かの役に立ちたい」という気持ちが芽生えていきました。進路を決める時期、周りとは少し違う道を選ぶことに迷いがなかったわけではありません。周囲からは「なぜその道を」と聞かれることもありましたが、それでも、あの日に感じた驚きと高揚感が、私の背中を押してくれました。当時の自分にとって、それくらい強く心を動かされる出来事だったのだと思います。
鍼灸師として、今伝えたいこと
そして今、私は鍼灸師として、あのとき感じた「ツボの力への感動」を胸に、日々患者さんと向き合っています。山岡鍼灸院では整動鍼®で少ない鍼で対応することを大切にしており、体への負担を抑えながら、自律神経の乱れや胃腸の不調など、さまざまなお悩みに向き合わせていただいています。体には、もともと自分自身を整えようとする力が備わっている。そのことを実感していただけるお手伝いができたらと、日々思っています。施術のたびに、高校生の頃にページをめくったあの瞬間の感覚を思い出すことがあります。原点にある気持ちを忘れずに、目の前の患者さんと向き合い続けたいと思っています。
おわりに
小さなツボの中には、本当に大きな可能性が詰まっている。高校生の頃に感じたその驚きは、今も私の施術の根っこにあります。これからも体にそっと触れながら、この世界の面白さや奥深さを、ひとりでも多くの方に伝えていけたらうれしいです。気になる方は、無理のない範囲で一度ご相談いただけたらと思います。
※本記事は一般的な健康情報の提供を目的としたものであり、効果には個人差があります。気になる症状が続く場合は医療機関にご相談ください。
元記事:noteで読む
同じお悩みでお困りの方へ
出雲市の山岡鍼灸院では、胃腸・自律神経の不調に特化した整動鍼®施術を行っています。
