「今月も生理が遅れている」「周期が毎回バラバラで予定が立てにくい」「来ない月もある」――こうしたお悩みを、ご予約の際にそっと打ち明けてくださる方は少なくありません。そして多くの方が、続けてこう尋ねられます。「生理不順があっても、鍼灸を受けて大丈夫ですか?」
今回は出雲市の山岡鍼灸院院長・古瀬が、このご質問にお答えしながら、周期の乱れと体の状態の関係、当院で大切にしていることをお伝えします。
生理不順があっても施術は受けられます
結論からお伝えすると、生理不順があることで施術をお断りすることは基本的にありません。周期が整っていない時期でも、その日のお体の状態を伺いながら、無理のない内容で進めていきます。
ただし、妊娠の可能性がある方、婦人科で治療中の方、服用中のお薬がある方は、カウンセリングの際にお知らせください。内容や刺激の量を調整する目安になります。生理中の受け方については、「生理中でも鍼灸を受けていいですか?」への回答もあわせてご覧ください。
周期が乱れる背景にあるもの
生理のリズムには、ホルモンの分泌と、それをコントロールする脳や自律神経の働きが深く関わっているといわれています。そのため、体そのものに大きな異常がなくても、生活の中の負担が重なることで周期が揺らぐことがあります。
- 仕事や家庭での緊張が続き、気が休まらない
- 睡眠時間が短い、寝る時間が日によってバラバラ
- 食事を抜きがち、急なダイエットをした
- お腹や足元の冷えが気になる
どれか一つが原因というより、いくつかが重なって体のリズムに影響している、というケースを臨床の場ではよく目にします。自律神経の乱れについては自律神経の不調のページでも詳しくまとめています。
毎日の中でできる小さな工夫
周期を整えようと意気込むよりも、体が休める時間を少しずつ増やしていくほうが続けやすいものです。たとえば、寝る時間をできるだけそろえる、朝食に温かい汁物を一品足す、お風呂で湯船につかってお腹と足元を温める、といった小さなことから始めてみてください。
また、生理が来た日や体調の波を簡単にメモしておくと、ご自身の体のリズムに気づきやすくなります。受診や相談の際にも役立ちますので、気になった日だけ書き留める形でも十分です。
当院で大切にしていること
生活のリズムまで丁寧に伺います
施術の前に、周期の様子だけでなく、睡眠、食事、お通じ、ストレスの状況などもお聞きします。体の不調は生活とつながっていることが多いため、お話を伺う時間そのものを大切にしています。
お腹の冷えや緊張に目を向けます
生理のお悩みがある方は、お腹が冷えていたり、こわばっていたりすることがよくあります。当院では整動鍼®の考え方をもとに、少ない鍼で体の反応を確かめながら、お腹や全身の緊張がゆるみやすい状態づくりを目指します。
体のペースを尊重します
「薬だけに頼るのではなく、体の調子も整えていきたい」というご相談もよくいただきます。急に変えようとせず、その方の体のペースに合わせて進めることを心がけています。生理痛やPMSのお悩みについては生理痛・PMSのページもご参考ください。
婦人科の受診もあわせて検討したいサイン
3か月以上生理が来ない、出血の量や期間が急に変わった、強い痛みがある、妊娠の可能性がある――こうした場合は、まず婦人科で確認していただくことをおすすめします。検査で大きな問題がないとわかったうえで、体調面のケアとして鍼灸を取り入れていただく形が安心です。
「今すぐ予約するほどではないけれど、少し気になっている」という段階でもかまいません。体のことで迷ったときに、「そういえば相談できそうな鍼灸院があったな」と思い出していただけたらうれしいです。
※本記事は一般的な健康情報の提供を目的としたものであり、効果には個人差があります。気になる症状が続く場合は医療機関にご相談ください。
元記事:noteで読む
同じお悩みでお困りの方へ
出雲市の山岡鍼灸院では、胃腸・自律神経の不調に特化した整動鍼®施術を行っています。
