「子どもに鍼を受けさせても大丈夫ですか?」「うちの子の体調不良にも、鍼灸って合うのでしょうか?」――お子さんの体調を心配される親御さんから、こうしたご質問をいただくことがあります。痛そう、こわそうというイメージがあるぶん、年齢が低いほど迷ってしまうのは自然なことだと思います。
今回は出雲市の山岡鍼灸院院長・古瀬が解説します。当院では何歳から施術を受けられるのか、どんなお悩みのご相談が多いのか、そして初めてのお子さんを迎えるときに大切にしていることをお伝えします。
当院では小学生以上の方を対象にしています
山岡鍼灸院では、小学生以上のお子さんから施術をお受けしています。乳幼児向けの専用メニューは現在ご用意していないため、未就学のお子さんについてはご相談の段階でお話を伺い、必要に応じて小児科など適切な窓口をご案内しています。
当院の施術は整動鍼®の考え方をもとにしており、体の反応を確かめながら少ない鍼で対応することを基本にしています。お子さんの場合も同じで、たくさん鍼を使うのではなく、その日の体調や緊張の度合いを見ながら、刺激の量をていねいに調整していきます。
お子さん・学生さんからよくいただくご相談
学校生活を送るお子さんや中高生の方からは、たとえば次のようなご相談をいただきます。
- 小学生の肩こりや、くり返すお腹の痛み
- 中高生のストレスや自律神経の乱れによる不調
- 部活や試験の前に緊張して眠れない
- 人間関係や環境の変化で、なんとなく体調がすぐれない
大人に比べて体の変化を言葉にしにくい年代だからこそ、「なんとなく調子が悪い」が長引いてしまうことがあります。思春期は体も心も大きく変わる時期で、自律神経のバランスが揺らぎやすいともいわれています。自律神経と体の関係については自律神経の不調のページ、お腹の不調については過敏性腸症候群(IBS)のページでも詳しくご紹介しています。
初めてのお子さんを迎えるときに大切にしていること
こわがりなお子さんでも、ペースを合わせて
「うちの子、すごくこわがりなんです」というお声はとても多いです。いきなり施術に入るのではなく、まずは体に触れながらお話をして、お子さんの緊張がほどけるのを待つところから始めます。どうしても不安が強いときは、無理に進めることはしません。
親御さんにも流れをご説明しながら
必要に応じて、親御さんにも施術の流れや鍼の様子をご説明しながら進めます。そばで見守っていただくことで、お子さんも安心しやすくなります。気になることがあれば、その場で遠慮なくお尋ねください。
生活の様子も含めて伺います
睡眠、食事、お通じ、学校での過ごし方なども含めて、ゆっくりお話を伺います。体の不調は生活のリズムとつながっていることが多いため、お子さん本人と親御さん、両方のお話を大切にしています。鍼が初めての方へのご案内は「はじめての鍼灸」で大切にしていることにもまとめています。
医療機関の受診もあわせて考えたいとき
強い痛みが続く、発熱や嘔吐をともなう、急に症状が悪化した――こうした場合は、まず小児科などの医療機関で確認していただくことをおすすめします。検査で大きな問題がないとわかったうえで、体調面のケアとして鍼灸を取り入れていただく形が安心です。頭痛が続くお子さんについては頭痛のページもご参考ください。
「この子に鍼って合うのかな?」と感じた段階でも、ご相談いただいてかまいません。今すぐでなくても、お子さんの体調で迷ったときに「そういえば相談できる鍼灸院があったな」と思い出していただけたらうれしいです。
※本記事は一般的な健康情報の提供を目的としたものであり、効果には個人差があります。気になる症状が続く場合は医療機関にご相談ください。
元記事:noteで読む
同じお悩みでお困りの方へ
出雲市の山岡鍼灸院では、胃腸・自律神経の不調に特化した整動鍼®施術を行っています。
