「お昼休みに鍼を受けて、そのまま午後の仕事に戻っても平気かな」「施術のあとにぼーっとして、仕事にならなかったらどうしよう」。忙しい毎日の合間に鍼灸を取り入れたい方ほど、こうした心配をお持ちではないでしょうか。
今回は、出雲市の山岡鍼灸院院長・古瀬が解説します。はじめての方からとてもよくいただく「鍼のあとに仕事をしても大丈夫?」というご質問に、施術後の体の変化とあわせてお答えします。
基本的には、施術後にお仕事へ向かっても問題ありません
結論からお伝えすると、多くの場合、鍼灸のあとにそのままお仕事をしていただいて大丈夫です。実際に、仕事の前後や休憩時間を使って来院される方もいらっしゃいます。
ただし、施術の直後は体がふだんとは少し違う状態になっていることがあります。そのことを知っておくだけでも、安心して過ごしやすくなると思います。
施術後に起こりやすい体の変化
鍼灸を受けたあとは、体の緊張がゆるみ、リラックスした状態に切り替わりやすいといわれています。その影響で、次のような感覚が一時的に出ることがあります。
- なんとなく眠くなる
- 体がだるく、重たく感じる
- ぼんやりして、頭がゆっくり動く感じがする
これらは、張りつめていた体がひと息ついているサインとも考えられ、多くは時間とともに落ち着いていくことが多いです。とはいえ、感じ方には個人差がありますので、気になることがあれば遠慮なく教えてください。
こんなときは、少しゆとりのある予定がおすすめです
次のようなタイミングでは、施術後のだるさや眠気を感じやすい方がいらっしゃいます。
- はじめて鍼灸を受けるとき
- 仕事や家事で疲れがたまっているとき
- 睡眠不足が続いているとき
こうした日は、施術のあとに少し休める時間をとっておくと、より安心です。たとえば、お茶を一杯飲んでから移動する、車の運転の前にひと呼吸おく、といった小さな工夫でもかまいません。
お腹や自律神経の不調がある方へ
当院には、ストレスでお腹の調子が崩れやすい方や、睡眠の質が落ちていると感じている方が多く来られます。こうした方は、ふだんから体が緊張モードになりがちで、施術後にゆるんだ感覚をはっきり感じることもあります。お腹の不調については過敏性腸症候群(IBS)のページ、心と体のバランスについては自律神経の不調のページでも詳しくご紹介しています。
お仕事の前に施術を受けたい方へ
「どうしても仕事の前にしか時間がとれない」という方もいらっしゃると思います。その場合も、ご安心ください。事前にお伝えいただければ、次のような配慮ができます。
- 刺激の強さをやさしめに調整する
- お仕事の内容や予定に合わせて、施術の進め方を相談する
- 集中しやすい時間帯を一緒に考える
当院で行っている整動鍼®は、少ない鍼で対応することを大切にしている施術法です。お仕事のご予定がある日でも、体の状態を見ながら無理のない形をご提案しています。
ひと言いただくことが、いちばんの安心につながります
「このあと会議があります」「午後は運転の仕事です」など、ご予定を一言教えていただけると、それに合わせた施術を考えやすくなります。施術後の過ごし方について不安があれば、受付やLINEで気軽にご相談ください。
あなたの生活の中に、無理なく鍼灸を
鍼灸は、特別な日にだけ受けるものではなく、忙しい日々の中で体を整える時間として取り入れていただけるものだと考えています。今すぐでなくても、「仕事の合間でも受けられるんだな」と、ふと思い出していただけたらうれしいです。
※本記事は一般的な健康情報の提供を目的としたものであり、効果には個人差があります。気になる症状が続く場合は医療機関にご相談ください。
元記事:noteで読む
同じお悩みでお困りの方へ
出雲市の山岡鍼灸院では、胃腸・自律神経の不調に特化した整動鍼®施術を行っています。
