はじめて鍼灸院へ行くときに感じる「担当が男性の先生だと、ちょっと緊張するかも」という気持ちについて、出雲市の山岡鍼灸院院長・古瀬が解説します。患者さんからいただく質問にお答えしているシリーズの第25回です。
「どんな人が担当するんだろう」と思うのは自然なこと
はじめての場所に行く前は、誰でも少し身構えるものです。とくに鍼灸は体に触れる施術なので、「どんな人が担当してくれるのかな」「男性の先生だと落ち着かないかもしれない」と感じるのは、ごく自然なことだと思います。
そして、不安を抱えたままでは、体の力もなかなか抜けません。胃腸や自律神経の不調を抱えている方ほど、緊張がそのまま体のこわばりにつながりやすいと感じています。だからこそ、来院前の不安はできるだけ小さくしておいていただきたいと考えています。
山岡鍼灸院は男性の院長ひとりで対応しています
まず正直にお伝えしておきたいのは、山岡鍼灸院は男性の院長ひとりで施術を担当しているということです。「女性の先生にお願いしたい」というご希望にはお応えできず、心苦しく思っています。事前に知っておいていただけると、来院されるかどうかも落ち着いて判断していただけるはずです。
そのぶん、安心して任せていただけるような丁寧な対応を、何より大切にしています。
服をめくる場面での3つの約束
症状によっては、お腹や背中など、服を少しめくっていただくことがあります。胃腸の不調では、お腹の状態を確かめる腹診が大切な手がかりになるためです。そうした場面では、次の3つを必ず守っています。
1. なぜその場所が必要なのかを先に説明する
いきなり服をめくっていただくことはありません。「どこを、なぜ確認したいのか」を事前にきちんとお伝えしてから進めます。理由がわかっていると、気持ちの準備もしやすくなります。
2. ご本人の同意を得てから施術する
説明のうえで、ご本人が納得されてから施術に入ります。少しでも気が進まないことがあれば、その場で遠慮なくおっしゃってください。
3. 肌が出るのは必要な範囲だけにする
露出は必要最小限にとどめます。また、Tシャツなどでは背中の施術が難しい場合もあるため、背中が開く専用の施術着もご用意しています。
「こんなこと聞いていいのかな」も遠慮なく
「恥ずかしい」「こんなことを聞いてもいいのかな」と感じたときも、どうぞそのまま伝えてください。気になることを言葉にしていただけると、こちらも進め方を工夫できます。たとえば「今日はお腹は見せたくない」「寒いのが苦手」といったご希望も、施術の内容を考えるうえで大切な情報になります。無理をして我慢していただく必要はありません。
当院には、過敏性腸症候群(IBS)や機能性ディスペプシアのようなお腹の不調、自律神経の乱れでお悩みの方が多く来られます。症状の話そのものがデリケートなことも多いからこそ、話しやすい雰囲気づくりを心がけています。
信頼していただけることを何より大切に
施術の技術と同じくらい大切にしているのが、「この人なら任せられる」と思っていただける関係です。ほんの少しの不安も取りのぞいて、安心して体をゆるめていただける時間にしたいと考えています。
これまで臨床歴7年・延べ10,000件超の施術に携わってきましたが、はじめての方ほど「最初の数分で緊張がほどけるかどうか」が大切だと感じます。問診では、症状のことだけでなく、生活のリズムや気になっていることを、話せる範囲でゆっくりうかがうようにしています。
いますぐでなくても大丈夫です。体の不調で迷ったとき、「そういえばあの鍼灸院は、説明してから進めると書いてあったな」と思い出していただけたらうれしいです。
※本記事は一般的な健康情報の提供を目的としたものであり、効果には個人差があります。気になる症状が続く場合は医療機関にご相談ください。
元記事:noteで読む
同じお悩みでお困りの方へ
出雲市の山岡鍼灸院では、胃腸・自律神経の不調に特化した整動鍼®施術を行っています。
