こんにちは。出雲市にある山岡鍼灸院、院長の古瀬です。頭痛は、生涯のうちにほとんどの方が一度は経験すると言われるほど身近な症状です。その多くは心配のいらないものですが、ごくまれに「すぐに医療機関を受診したほうがよい頭痛」が混ざっていることがあります。今回は、その見分け方と、日常的にくり返す頭痛への整動鍼®の考え方についてお話しします。
※はじめにお伝えします。以下でご紹介する「危険なサイン」に当てはまる場合は、自己判断せず、すぐに医療機関(脳神経外科など)を受診してください。本記事は体の面からの健康情報としてお読みください。
頭痛のほとんどは心配のいらないもの
くり返す頭痛の多くは、「緊張型頭痛」や「片頭痛」に分けて考えられることが多いと言われています。デスクワークやスマホの時間が長いことによる首・肩のこわばり、自律神経の乱れなどが背景にあることが多く、体の使い方や生活リズムを見直すことで向き合いやすくなる頭痛です。
見逃したくない「危険なサイン」
一方で、頭痛の背景にまれに重い病気が隠れていることがあると言われています。以下のようなサインがある場合は、様子を見ずにすぐ医療機関を受診することが大切です。
- 今までに経験したことがないほど激しい頭痛が急に起こった
- 吐き気やおう吐をともなう、突然の激しい頭痛
- 頭をぶつけたあと、数時間から数日のうちに頭痛が強くなってきた
- 手足のしびれ、力の入りにくさ、ろれつが回らないなどをともなう頭痛
- 発熱をともない、風邪とは違う様子の頭痛が続く
- 目の充血や強い痛み、視界のかすみをともなう頭痛
- くり返し悪化していく頭痛
これらは、脳の血管や神経、目の状態など、体からの重要なサインである可能性があると言われています。「いつもの頭痛と違う」と感じたときは、我慢せず早めに医療機関で確認してもらうことをおすすめします。
危険なサインがない頭痛への整動鍼®の考え方
医療機関で心配のないことが確認された、くり返すタイプの頭痛については、当院で行っている整動鍼®で体の面からサポートできることがあります。頭痛は痛む場所だけを見るのではなく、首・肩・背中をふくめた体全体の緊張のつながりを確認しながら、どこに負担が集まっているかを見極めることを大切にしています。あわせて腹診(お腹の状態を手で丁寧に確認する方法)を用い、少ない鍼で体のバランスを整えていきます。頭痛でお悩みの方へのご案内はこちらもご覧ください。
また、頭痛と一緒にめまいや耳のつまり感が続く方は、自律神経のバランスとの関わりが考えられることもあります。あわせてご相談ください。
ご自宅でできるセルフケア
首・肩を温めてゆるめる
緊張型に近い頭痛には、首や肩を温めて血のめぐりを助けるのがおすすめです。蒸しタオルを首の後ろにあてたり、ゆっくり湯船につかったりするだけでも、こわばりがやわらぎやすくなります。一方で、片頭痛のようにズキズキしている最中は、温めると痛みが強く感じられることもあるため、無理せず楽な姿勢で休んでください。
記録をつけて「いつもと違う」に気づきやすくする
頭痛が起きた日時や強さ、伴う症状を簡単にメモしておくと、「今回はいつもと様子が違う」という変化に気づきやすくなります。医療機関を受診する際にも、経過を伝える手がかりになります。
※本記事は健康情報の提供を目的としたものであり、診断や治療に代わるものではありません。症状が続く場合は医療機関にご相談ください。
同じお悩みでお困りの方へ
出雲市の山岡鍼灸院では、胃腸・自律神経の不調に特化した整動鍼®施術を行っています。
