「頭痛薬が手放せないけれど、飲み続けるのも少し心配」「病院で調べてもらったら異常はないと言われた。それでも毎日のように頭が重い」――そんな思いを抱えながら、仕事や家事を続けている方は少なくありません。
出雲市の山岡鍼灸院院長・古瀬が解説します。今回は「頭痛に鍼灸はどう関われるのか」を、できるだけわかりやすくお伝えします。今すぐ何かを決める必要はありません。「こういう選択肢もあるんだな」と、頭の片隅に置いていただければ十分です。
鍼灸が関われる頭痛には「タイプ」があります
ひとことで頭痛といっても、原因や感じ方はさまざまです。鍼灸のケアと相性がよいといわれているのは、主に次のような頭痛です。
首や肩のこりからくる「緊張型頭痛」
デスクワークやスマホ操作で首・肩の筋肉がこわばり続けると、頭をしめつけるような重い痛みにつながることがあります。夕方になるほどつらくなる、という方はこのタイプかもしれません。
ストレスや自律神経の乱れによる「重だるい頭痛」
睡眠不足や気疲れが続いて体が緊張モードのままになると、頭がすっきりしない状態が長引くことがあります。胃腸の不調や眠りの浅さと一緒に出てくるのも、このタイプによく見られる特徴です。自律神経との関係については自律神経の不調のページでもくわしくまとめています。
「痛いところに鍼を打つ」わけではありません
鍼灸というと「痛む場所に直接鍼を刺す」イメージを持たれる方も多いのですが、実際は少し違います。頭痛の背景にある首・肩・背中のこわばりや、血のめぐり、体の緊張のバランスに目を向けて、体全体を整えていく考え方です。
当院では整動鍼®という方法を用い、少ない鍼で対応しています。たくさんの鍼を打つのではなく、体の動きとつながりを確かめながら、ポイントをしぼって刺激していきます。
山岡鍼灸院が頭痛のご相談で大切にしていること
頭痛のきっかけは一人ひとり違います。そのため、痛みのある場所だけでなく、生活のリズムや体の状態を含めてお話をうかがうところから始めています。
- こわばった筋肉の緊張をゆるめ、血のめぐりを整えること
- お腹の調子や睡眠にも目を向け、自律神経のバランスを整えること
- 鍼だけでなく、お灸や手技も組み合わせた、安心して受けられる施術
「施術がこわい」「鍼は初めて」という方には、刺激の強さや進め方をその都度ご相談しながら進めますので、遠慮なくお声がけください。
こんな方に知っていただきたい選択肢です
- いつもカバンに頭痛薬を入れている
- 月の半分くらいは頭が重い日がある
- 病院では異常がないと言われ、どうしたらよいかわからない
もし一つでも当てはまるなら、薬だけに頼りすぎず、自分の体を整えていく方法の一つとして鍼灸を思い出していただけたらうれしいです。頭痛と首・肩の関係については、頭痛のページや「肩」から考える頭痛の記事もあわせてご覧ください。
先に病院で確認してほしい頭痛もあります
「突然これまでにない強い痛みが出た」「手足のしびれやろれつが回らない感じがある」といった場合は、鍼灸より先に医療機関の受診が必要です。見分け方は危険な頭痛のサインの記事にまとめていますので、一度目を通しておくと安心です。
まとめ
慢性的な頭痛は「我慢するか、薬を飲むか」の二択になりがちです。けれど、体のこわばりや自律神経のバランスに目を向けることで、頭痛との付き合い方が変わっていくことも期待できます。気になったときに、無理のない範囲で思い出していただければ十分です。
※本記事は一般的な健康情報の提供を目的としたものであり、効果には個人差があります。気になる症状が続く場合は医療機関にご相談ください。
同じお悩みでお困りの方へ
出雲市の山岡鍼灸院では、胃腸・自律神経の不調に特化した整動鍼®施術を行っています。

