出雲市の山岡鍼灸院院長・古瀬が解説します。「自分を整える」という言葉は、施術の中で患者さんによくお伝えする言葉ですが、実は日々の生活の中で、まず自分自身が実践していることでもあります。鍼灸師という仕事は、日々多くの患者さんと向き合う仕事です。だからこそ、自分自身が整っていない状態では、良い施術はできないと考えています。今回は少し趣向を変えて、私が普段どんなふうに過ごし、心と身体を整えているのか、日常のルーティンをご紹介したいと思います。
特別なことをしているわけではありませんが、日々のちょっとした習慣の積み重ねが、施術の土台になっていると感じています。
週の前半は、体を動かして整える日
月・火・土は、朝からスポーツクラブでのパート勤務からスタートする日です。出発前はできるだけ慌ただしくならないよう、朝の準備を丁寧に整えることを意識しています。勤務のあとは、そのままジムで軽く体を動かすこともあります。体を動かすと、不思議と心のリズムまで整っていくのを感じます。適度な運動は自律神経のバランスを整えるうえでも助けになるといわれており、自分自身の体調管理としても続けている習慣です。
施術の日は、呼吸から整える
水・木・金・日は、鍼灸施術に専念する日です。この日の朝は少しゆったりとしたペースで、SNSの投稿をしたり、朝食を落ち着いてとったりしながら、気持ちを整えることから一日を始めます。施術の準備や院内の空間づくりも、丁寧に時間をかけて行います。そして何より大切にしているのが、自分自身の呼吸を整える時間です。患者さんと落ち着いて向き合うためには、まず施術者である自分の呼吸が乱れていては始まらないと感じているからです。
緊張や不安と向き合うときも、まず自分から
日々施術の中で向き合っていると、緊張や不安から息苦しさを訴えられる方も少なくありません。そうした不調と向き合う際にも、まず自分自身が落ち着いた状態でいることが、施術の質につながっていると感じています。呼吸を整えることは、特別な準備がなくてもどなたにでも取り入れやすい習慣のひとつです。忙しい日々の合間に、数回深く息を吐くだけでも、こわばった心と身体が少しずつゆるんでいくように思います。
施術の面でも、当院では整動鍼®を用いて少ない鍼で対応することを大切にしていますが、その考え方の根っこには、この「まず整える」という感覚があります。からだに負担をかけすぎず、必要なところにだけそっと働きかける。それは、日々の暮らし方にも通じるものだと感じています。
夜は、自分を緩める時間
一日の終わりは、私にとって“緩める”時間です。読書をしたり、スプラトゥーンやモンスターハンターといったゲームで気分転換をしたりします。頭と心をゆるめるこのひとときが、また明日への活力になっています。がんばる時間と緩める時間、そのメリハリこそが、心と身体を整えるうえで欠かせないと感じています。
特別ではない習慣が、土台になる
こうして書き出してみると、特別なことは何一つしていません。ですが、こうした小さな習慣の積み重ねこそが、自分自身を整える土台になっているように思います。おなかの調子や自律神経の乱れなど、目に見えにくい不調も、日々の小さな積み重ねから整っていくものだと、施術を通じて日々感じています。
これからも、まずは自分自身を整えながら、皆さまの心と身体に寄り添う施術を届けていけたらと思っています。もし日々の生活の中で「なんとなく整わない」と感じることがあれば、そのときは無理のない範囲でご相談いただけたら嬉しく思います。
※本記事は一般的な健康情報の提供を目的としたものであり、効果には個人差があります。気になる症状が続く場合は医療機関にご相談ください。
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同じお悩みでお困りの方へ
出雲市の山岡鍼灸院では、胃腸・自律神経の不調に特化した整動鍼®施術を行っています。
