出雲市の山岡鍼灸院院長・古瀬が解説します。「朝から頭がぼんやりする」「昼すぎに眠気が出て集中できない」——そんなとき、つい手が伸びるのがコーヒーではないでしょうか。コーヒーは“眠気をごまかす飲みもの”と思われがちですが、飲む時間と量を少し意識すると、日中の過ごし方にも、夜の眠りにも、そして胃腸の調子にも関わってきます。今回は、コーヒーとの上手な付き合い方を整理してお伝えします。
カフェインは「眠気のブレーキ」に関わる
コーヒーに含まれるカフェインには、眠気に関わる体内の物質のはたらきを一時的におさえる作用があると考えられています。本来、体は起きている時間が長くなるほど「そろそろ休もう」という方向へ向かいます。そこへカフェインが入ると、しばらくのあいだ眠気を感じにくくなり、頭がすっきりしたように感じるのです。
ただし注意したいのは、これは「体の疲れそのものが消える」わけではないということ。あくまで眠気を感じにくくしているだけ、という見方も大切にしておきたいところです。
朝と日中の1杯は、味方になりやすい
朝のコーヒーは、一日のスイッチを入れるよいきっかけになります。起きて少し体を動かし、朝食や家族との会話とともに飲むと、体も心も自然と活動モードへ入りやすくなります。
日中は、仕事や家事の合間に1〜2杯くらいを目安に。誰かと話しながら飲む時間は、会話そのものが気分の切り替えにもなり、心地よい休息になります。
夕方以降は「寝る時間から逆算」して
気をつけたいのは夕方以降です。カフェインは体の中にしばらく残ります。寝る数時間前のカフェインが、睡眠時間や眠りの深さに影響する可能性も報告されています。
「夜なかなか眠れない」「夜中に目が覚める」「朝になっても疲れが残る」という方は、夕方以降のコーヒーを一度見直すだけでも、体の反応が見えやすくなります。夜はデカフェや麦茶などに替えるのも、無理のないひとつの方法です。眠りと自律神経の乱れが長引く方は、夜の飲みものをふり返ってみてください。
量は「コーヒー以外」も合わせて見る
カフェインはコーヒーだけに含まれているわけではありません。紅茶、緑茶、抹茶、栄養ドリンク、チョコレートやココアにも含まれます。
健康な大人では、1日400mgほどが目安としてよく示されます。コーヒー1杯に含まれるカフェインはおよそ100〜120mg。つまり1日3〜4杯程度が、ひとつの目安と考えられます。なお、妊娠中の方、持病のある方、薬を飲んでいる方、動悸や不安感が出やすい方は、自己判断せず、かかりつけの専門家にご相談ください。
今日から意識したい3つのポイント
- 朝は「目覚めの1杯」にする
- 日中は合間に1〜2杯までを目安にする
- 夕方以降はデカフェやノンカフェインも選ぶ
鍼灸院から、お伝えしたいこと
コーヒーは、がんばるためだけの飲みものではありません。眠り・胃腸・気持ちの切り替え——この3つを見ながら、自分に合う時間と量を探していくことが、自律神経を整える暮らしにつながります。カフェインのとりすぎは、胃もたれ・みぞおちの不快感や動悸につながることもあります。胃腸の不調が続く方は、飲みものの見直しもセルフケアのひとつです。
山岡鍼灸院では、お腹のはりや首肩の緊張を腹診で確かめながら、整動鍼®で胃腸と自律神経のバランスを整えるお手伝いをしています。眠りや胃腸の不調が長引くときは、どうぞひとりで抱えず、お気軽にご相談ください🌿
同じお悩みでお困りの方へ
出雲市の山岡鍼灸院では、胃腸・自律神経の不調に特化した整動鍼®施術を行っています。
