「生理中でも鍼を受けて大丈夫ですか?」——女性の方から特に多くいただくご質問のひとつです。出雲市の山岡鍼灸院院長・古瀬が解説します。
予約の日が生理と重なりそうだと気づいたとき、キャンセルしたほうがいいのか、それとも受けてしまっていいのか。迷ったまま当日を迎えたという方や、連絡するのが少し気が引けたという方の声もよく耳にします。この記事では、生理中の鍼灸について当院の考え方と、日程を選ぶときの目安、そして当日どんな配慮をしているのかをお伝えします。
結論:生理中でも受けていただけます
先に結論をお伝えすると、生理中でも鍼灸は受けていただけます。むしろ、生理の時期に出やすい不調を和らげたいというご希望で来られる方も少なくありません。生理を理由にお断りすることは、当院ではありません。
当院は胃腸と自律神経を専門とし、少ない鍼で体の動きを整える整動鍼®を用いています。刺激の量を細かく加減しやすいため、体が敏感になりやすい時期でも、その日の状態に合わせた組み立てがしやすいと感じています。
生理の時期にご相談の多い不調
腰やお腹の重だるさ
腰から骨盤まわりにかけての重さ、お腹の張った感じ。じっとしていても抜けにくく、仕事や家事の合間にため息が出る、という方が多い症状です。同じ姿勢が続く職場ほど、つらさを感じやすい傾向があります。
気分の波・イライラ
普段なら気にならないことに反応してしまう、涙もろくなる、夜に目が冴える。こうした心身の揺れは自律神経のはたらきとも関わりが深いといわれています。詳しくは自律神経の不調のページでもご紹介しています。
頭の重さ・食欲の乱れ
生理の前後で頭が重くなる、逆に食欲が落ち着かない。体のリズムが変わる時期には、こうした変化もよくご相談いただきます。頭の症状については頭痛のページもご参考ください。
日程を選べるなら、1〜2日目は避けても
生理の1〜2日目は出血量が多く、体力を使いやすい時期です。この期間にどうしても受けられないということはありませんが、日程を動かせるのであれば、少し落ち着いてからのほうがゆったり受けていただけると思います。
逆に、「今つらいから今日受けたい」というときは、遠慮なくそのままお越しください。無理に日を空けることが正解というわけでもありません。迷ったときは予約の際にひとことお知らせいただければ、こちらから日程のご提案もできます。
当日、こうした配慮をしています
うつ伏せがつらい日は、横向きや仰向けなど、そのときいちばん楽な体勢で受けていただけます。ナプキンやショーツをつけたままで問題ありませんし、服装も普段着のままで大丈夫です。着替えが必要になるような施術ではありませんので、その点はご安心ください。
冷えが気になる時期でもあるため、足元やお腹まわりの保温にも気を配ります。施術の途中で「今日はここまでにしておきましょう」とお伝えすることもあります。無理に進めないことも施術のうちだと考えています。当日の流れは施術の流れのページでもご確認いただけます。
毎回つらさが強い場合は、一度ご相談を
毎月のように寝込んでしまう、痛み止めが効きにくくなってきた、出血量が明らかに変わった。そうした変化がある場合は、体質だからと片づけずに婦人科で一度みてもらうことをおすすめしています。
体を整えることと、医療機関で原因を確かめることは、どちらかを選ぶものではありません。並行して進めていただくのがいちばん安心だと考えています。
まとめ
生理中でも鍼灸は受けていただけます。大切なのは、日程をずらすかどうかよりも、その日の体調をそのまま伝えられることです。臨床歴7年・延べ10,000件超のなかで、体調を先に共有していただけたほうが、結果的にご本人が楽に過ごせる場面が多いと感じています。
「こんなこと言っていいのかな」と迷うようなことこそ、遠慮なくお聞かせください。初回によくいただくご質問はよくあるご質問にもまとめています。
※本記事は一般的な健康情報の提供を目的としたものであり、効果には個人差があります。気になる症状が続く場合は医療機関にご相談ください。
同じお悩みでお困りの方へ
出雲市の山岡鍼灸院では、胃腸・自律神経の不調に特化した整動鍼®施術を行っています。
