「梅雨の時期になると、なんとなくお腹の調子が悪い」「雨の日は体が重だるい」…そんな経験はありませんか?実はこれ、東洋医学で「湿邪(しつじゃ)」と呼ばれる現象が深く関係しています。出雲市の山岡鍼灸院院長・古瀬凌が解説します。
目次
湿気と体の関係|東洋医学が教える「湿邪」とは
東洋医学では、天候や環境が体に与える悪影響を「邪気」と呼びます。その中でも湿気が原因となるものを湿邪(しつじゃ)と呼びます。
湿邪は梅雨や雨の季節、湿度の高い日に体内に侵入しやすく、特に胃腸(脾胃:ひい)に大きな影響を与えます。なぜなら、胃腸は湿気を最も嫌う臓器だからです。
湿邪の4つの特徴
- 体が重だるくなる:湿は重く粘りがあるため、体全体が鉛のように重く感じる
- 症状が下半身に出やすい:湿は下に降りる性質があり、足のむくみや下痢として現れる
- 同じ部位に不調が続きやすい:湿は粘着質で動きが鈍く、一度症状が出ると長引く
- 気・血・水(津液)の巡りが滞る:全身の循環が悪くなり、だるさや冷えを引き起こす
湿邪による胃腸トラブルの症状
湿邪の影響を受けると、以下のような胃腸症状が現れやすくなります。
- 食欲がわかない・お腹が空かない
- お腹が張って苦しい
- 下痢や軟便が続く
- 食後に眠くなる・だるくなる
- 胃が重く感じる
- 口の中が粘つく
これらは、過敏性腸症候群(IBS)や機能性ディスペプシア(FD)と診断される方にも多く見られる症状です。
湿邪を追い出す3つの生活習慣
① 体を冷やさない
冷たい飲み物や生野菜の摂りすぎは、胃腸を冷やし湿邪を溜め込みやすくします。温かい飲み物や加熱した野菜を意識しましょう。
② 水分の摂り方を工夫する
水分を一気に大量摂取するのではなく、少量ずつこまめに摂ることが大切です。白湯や温かいお茶がおすすめです。
③ 体を動かして汗をかく
軽い運動や入浴で汗をかくことは、体内の余分な湿を排出する最良の方法です。15分の散歩からでも効果があります。
鍼灸で湿邪を整える
生活習慣の改善で追いつかない場合は、鍼灸での体質改善がおすすめです。山岡鍼灸院では、整動鍼®で脾胃(胃腸)の機能を整え、湿邪を追い出す施術を行っています。
梅雨時期の不調やお腹の症状にお悩みの方は、過敏性腸症候群(IBS)の鍼灸施術や機能性ディスペプシア(FD)の鍼灸施術ページもご覧ください。
同じお悩みでお困りの方へ
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